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普及型スライサーの新標準

日本キャリアのEシリーズが
コストとパフォーマンスの
両立を実現します

「値段は10倍、持ちは100倍」
「いいマシンは美しい」

50年培ってきた日本キャリアの哲学

マルハレスシリーズ発表から20有余年

私たちは、ひたすらユーザーの要求やメンテナンススタッフからの
改善提案に応えようと、幾多の改良を行ってきました。

その間、思いがけず数多くのプロセスセンターにマルハレスの導入がすすみ、
現場のマネージャーやオペレーターから聞こえてくる要望も多様化してきました。

そして、「我々が理想と考える製品は必ずしも一つではない」
との想いを持つに至ったのです。

更に、そこへ昨今の資材高騰の波が襲い掛かり、
もはや機能の追求をコストが支えきれない状況が生じたのです。
私たちは、
今こそ大きな決断が必要と考えました
バリューエンジニアリングの敢行です
V=F÷C
お客様からの声を総括し、併せてこれまで培ったモノづくり力を集結することで、
製品価値(V)、機能(F)、コスト(C)のバランスを最適化した
新型スライサーを作ることとしたのです。

それは、スペックダウンやデザイン性の後退をタブーとしない仕様の見直し、
協力工場を巻き込んでの、徹底した加工工程や輸送・搬送頻度の洗い出し、
モデル間における一層の部品共通化、組立準備の手順を想定した
部品表構成の見直し、購入部材の詳細な比較検討など、
およそ見直しをしていない項目は見当たらないほど詳細を極めた仕事でした。
進化型:Evolution /
Eシリーズ
結果生まれたのが、このEシリーズです。
開発途中、「Economy type」、「普及型」、と仮に呼ばれたこのスライサーは、単に安さを追求しただけではありません。取り扱いやすさの向上が随所にみられる「進化型:Evolution」でもあるのです。操作者は、日本キャリアの変わらぬ技術者魂を垣間見ることができることでしょう。

コスト削減を実現する
技術力・取組み

  • 01 開発

    20余年にわたるスライサー開発実績を活かし、必要な機能を厳選しました。また、複数機種の同時設計により部品の共通化を図り、開発期間を圧縮し開発コストを削減しました。さらに、3Dモデリング設計を導入することで、開発期間を短縮し、効率的な開発を実現しました。

  • 02 部品

    部品形状を可能な限り簡素化し、必要な機能や精度を維持しつつ、部品の統廃合を行い部品点数を最小化しました。また、部品の製作コストだけでなく、管理や組立性も考慮し、トータルコストを削減することに注力しました。

  • 03 加工

    部品加工のプロセスを考慮した部品設計により、加工工程を大幅に削減しました。これにより、加工にかかるコストと時間を大幅に削減しました。

  • 04 組立

    部品の共通化により、まとめ造りが可能になりました。さらに、特注要素をオプション化し、生産は標準機のみとすることで生産効率を向上させ、組立工程のコストと時間を削減しました。

日本キャリアの変わらぬ技術者魂を
是非体感してください

「値段は十倍、持ちは百倍」「いいマシンは美しい」
50年培ってきた日本キャリアの哲学。
もしかしたらこのスライサーは、
それを覆す異端児となるかもしれません。
しかし私たちは、
この新シリーズを新たな提案として世に問い、
多様化するお客様の価値観に
的確に応えてゆくことを目指すべきと信じています。